雪、雨予報のなか、物好き達の鶴島御前山から高柄山

２月１３日のコロナの中の我がHC Wild Berryの個人山行は、雪、雨予報の鶴島御前山から高柄山。当初の予報から少し時間がずれて、降水予報が１５時。それならと、会長から実施の案内が来る。

８時４０分上野原駅集合。当初５人参加の予定だったが、駅に来たのが３人。まあ積雪＆雪・雨予報ではしょうがないか、と思いつつ４６分から歩き始める。

車道を２０分少し歩いて登山口到着。思ったより積雪は少ないので、アイゼンは付けずに登山道を登る。歩き始めて少ししたら、参加者のMさんがリタイヤの申告。まあ、Mさんは前日も山登りオタクの会長に付き合っているので、無理もないかと思う。もし自分がMさんと同じ立場なら、今日の山行は絶対断っていると思うから、山行に来ただけでも、Mさんは自分よりはるかに凄い人だと思った。

結局、男２人での山歩き。４０分程で４９０ｍ弱の御前山到着。と書くと簡単のようだが、実は岩場に微妙な雪が残り、今回の山行で一番緊張した所だった。低山侮り難しだ。Mさんが、あそこで引き返して正解だと思った御前山だった。

登った分だけ、下るようなところが続き、山と高原地図に記載されていた、細かなアップダウンが多く、きつい山のコメントが身に染みる。しかも雪のオマケ付きだ。景信山程度の標高の山だが、辛さは比較にならない。

１時間少しで５０８ｍ新矢野根峠に付く。ゴルフ場のため登山道が付け替えられての、新矢野根峠。本来の矢野根峠はゴルフ場の中らしい。自然を愛する山歩き人とは、相容れない世界だな、と思った。

高柄山近くの尾根道では、今回一番の２０～３０ｃｍの積雪。それでも中途半端に積もって、滑りやすい積雪より歩き易い。

１２時１７分、７３３ｍの高柄山山頂。こんな日に登る物好きは、我々だけかと思っていたが、なんと山頂には５人のパーティ。狭い山頂に我々含めて７人もいるうえ、みぞれ混じりの雨も降りだし、食事も早々に下山を開始する。下山側から登ってきたパーティは、駅から雪だらけと言っていたのを聞き、安全のため今まで付けてなかったアイゼンを装着した。湿った雪はアイゼンが良く効き、歩き易い。でも、雪だらけと聞いていた割には、積雪は登りと変わらず。まあ会長曰く、個人の主観だからで済ます。

下山口から長い車道歩きで１４時３８分四方津駅到着。休憩を含めて６時間弱の山歩きだった。低山ながらアップダウンが多く、駅から歩けるのでトレーニングには最適な山かな、と思った。雪の無い時期限定だが。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記Ｈ