初心者向きの日の出山(902m)で、初心者向きのはずがない、日の出山北尾根登山。

例会山行

蔓延防止が明けて、わがハイキングの会HC Wild Berryも正式な活動をようやく出来るようになった。

26日土曜日、今日の山行は初心者向きの日の出山。のはずなのだが、スパルタの会長がそんな甘えを許してくれるはずがない。日の出山北尾根は山と高原地図にルートが掲載されていない、所謂バリエーションルートと言うやつだ。

8時12分発のホリデー快速奥多摩号で立川駅を出発し、途中駅で参加者を拾いつつ、御嶽駅を目指す。9時4分御嶽駅到着。トイレ休憩して歩くはずが、トイレ工事中なのか、簡易トイレ1個のみ。これから御岳山方面に行く方は注意されたし。

多摩川源流に近い、鳩ノ巣渓谷沿いをのんびり歩き、御岳山ケーブルに行く道を少し歩いて、小川の橋を渡った先が北尾根の登山口。のはずなのだが、以前私が登った時には、さり気なく登山自粛の看板立てられていたのだが、今回は数多くの看板が立てられていた。少し躊躇したが、ここまで来て帰るわけにもいかず、心の中で、「今回限りですので許して下さい」と言いながら、登り始める。

登り始めていきなり急登。と言うかバリエーションルートは、尾根を忠実に登るので、ジグザクに登ったり、巻いたり、と言うことが無くひたすら直登あるのみ。山道はまだ冬の景色。私の近所では、コブシや桜、二輪草、フキノトウやつくしなどの春の草花が咲いているが、御嶽駅で250mでは、登山道の春はまで遠いようだ。

北尾根は景色も良く、日の出山のいろいろな登山道の中では、変化も多いので、今回限りなのが残念と思いつつ登ってゆく。

そういえば、今回の参加者の紹介を忘れていたが、男性3名、女性3名だが、この女性3名が強力すぎる。六ツ石山の急登を走って登り、最後にこける、お茶目なわが会の幹部Iさん。どんな急登も全く顔色を変えず、淡々と登るクールビューティーMさん。初心者ながら参加率最高で、伸びしろ最高のKさん。女性陣は、急登を楽しそうにおしゃべりしながら登っているのに、男性陣は終始無言。私も女性陣に負けたくなく、ひたすら登る。ペースがわが会にしては非常に早い。

大岩の前でルートを考えたり、日の出山近辺の最後の急登を登ったりなのに、結局駅から2時間程度の速さで日の出山山頂へ。

バリエーションルートを登ったからなのか、まだ山頂なのに下界に来た気分だ。山頂は強風なのと、午後雨予報なのに、意外に人が多かったので、会長の意見で降りた途中でお昼休憩を。下山道途中で景色が良く、風も無いスペースで昼食休憩。さすが会長、いい場所選んだな。と思ったら、バラの棘が刺さる場所だった。

下山先は上養沢バス停の予定だったが、バス時間が合わず急遽つるつる温泉バス停に変更する。12時58分つるつる温泉バス停着。バスが待っている。時刻表を調べたら13時発。すぐに乗って出発した。おかしい、私が調べたら30分発なのに。どうやら五日市駅発の時刻表で調べていたみたいだが、それは黙っていることにした。ちなみに、会長が下山口の小さな神社でお参りしたから、上手くバス待ちをしなかった。と言っていたが、はっきり言えないがそれ以上の不敬をしていたので、そのせいでは無いと思う。

自宅近くの駅に着いた時に小雨が降り始めたので、早めの下山は正解だと思ったが、それ以上に変化の多い楽しい山行だと思った。

 記H

コメント

  1. 俊ちゃん より:

    日の出山北尾根は数年ぶり、下山
    が数回あったが登りは初めてだ。それにしても急登の連続!30分位してトイレを催し、先に行き待ってもらう事にした。5分位で追いつくと岩場の横でルートが良く分からないと待っていた。たしかに踏み跡が不明、作業道もあり分かりづらい。それにしても御岳駅から2時間余りで登頂とは健脚揃いのパーティだった!(俊ちゃん)