都留アルプス、桜はこれからだが、絶好の山日和

例会山行

日帰りアルプスの第3弾は3/22(水)都留アルプス。昔流に呼ぶと甲州谷村(山梨県都留市)にあるハイキングコースです。前々日までは降水確率60%だったが、WBCの快進撃のおかげか、はたまた晴れ女・男が揃ったためか快晴のベストコンディション。「年に何回も無い、山日和」で、高尾駅(8:25発)からの車外の山々は美しく我々を歓迎していた。
富士急行線都留市9:32着。参加は12名。谷村(深田)発電所からの坂道が最初の長い登り、富士展望台からは雲一つ無い富士山が見えた。富士山手前が倉見山1,256m、その左で高くそびえる杓子山1597.6m。ここで西涼寺から上って来た2名と出会う。
発電所を上から見て、ウグイスの鳴き声を聴きながら蟻山(658m 狼煙台跡)を目指す。ヒノキが多いと感じた、友愛の森までスギの木は見当たらない。長安寺山(654m)は少し広場になっている。パノラマ展望台では三ツ峠がよく見える。所々に出てくる黄色い花が咲いている木はアブラチャン、漢字で油瀝青と書いて昔は油をとっていたとの事。
11時20分,鍛冶屋坂水路橋に着いた。山中湖から上野原松留発電所まで水力発電用の水を運ぶトンネルだ。地元ではピーヤ(pier:英語の桟橋)と呼ばれ、水路橋の下で手を叩くと鳴り龍と呼ばれる反響が楽しめる。皆で、手を叩き遊んだ後は、少し早めの昼食。日向ぼっこのいい天気。ここでWBCで日本優勝を知る。
ここから我々は後半戦。少し歩くと元坂 ピーヤ、そこから登ると友愛の森 。そこの東屋は手入れが良くて、座り心地を体験して一休み。4本の朴の木がある広場が出てきて、登ると桜の植林地が現れる。登り切った所からの風景は素晴らしい。桜を見れないままで来たが、都留文科大学への下りでは何本か咲いている。来週位が良かったようだ。大学の裏山でのんびりしていたが、予定の14:03より早い13:15発電車に間に合いそうだと気付いたメンバーからの情報で、急いで都留文科大学前駅に向かい間に合った。乗り換えの大月駅で30分以上待ち合わせ時間があったので、皆んなでおしゃべり。14:15大月発高尾駅行きは始発、のんびりした山行でした。

コメント

  1. クマス より:

    大快晴、そして汗ばむ程の初夏の陽気でした。程よいアップダウンが楽しくて桜に見とれながら、うぐいすのさえずりを聞きながら、真っ白な富士山を間近に眺めてのワクワクするようなハイキングでした!