地図読みハイク鷹取山(472.5m)山行記

例会山行

7月2日、日曜日のHCWildBerryの山行は、連盟主催立川市登山セミナー実技、上野原駅近くにある里山、鷹取山(472.5m)の地図読みハイク参加。例年実施している山行で、場所も同じ、一部会員にはマンネリ山行かも知れない。当日、JR高尾駅8時09分発甲府行きの最後尾に、今回参加者、連盟理事長1名、HCWildBerry4名、四季2名、セミナー受講者6名の計13名が集合する。

天気の良い日曜日なので、電車内には山歩きの恰好した人が多数いるが、それでも13名は大所帯だ。上野原駅で降り、井戸行きのバスに乗る。終点の井戸バス停は、今回我々が行く鷹取山よりはるかに有名な、生藤山や陣馬山の登り口のため、我々が下車した沢井入口バス停で大量に降りる我々に、他のバス乗員が、微妙な顔をしていた。

8時48分、沢井入口バス停で降り、近くの広場で皆の挨拶のあと、連盟理事長T氏が、地図を渡し、地図読みの基本やコンパスの使い方、今回の山行目的を、受講者に説明する。

9時10分地図読みハイク開始。わずかの車道歩きの後、登山口からはいきなりの急登。とは言っても500mにも満たない里山なので、急登もすぐに終わる。途中、花大好きのIさんが、わずか数ミリの花を見つけて、嬉しそうにしている。花にあまり興味のない男性陣は、よくこんな小さい花見つけるな。と別なことに感心していた。急登も終わり、傾斜が緩くなると、T氏が地図と実際の尾根を受講生に見比べさせる。実際の尾根は、地図とは違い、木々が生い茂り草も生えているため、分かりにくい。それでも受講生たちは真剣に見比べている。10時5分、鷹取山山頂到着。写真撮影や水分補給などのため、軽く休憩。受講生たちは、地図読みの雑談などをしている。実際こんなに真剣の地形を確認しながら歩くのは、受講者にとって初めてではないだろうか。

細かいアップダウンを繰り返し、11時24分小渕山に到着。30分ほどの食事休憩のため、各自が腰を降ろす。すると女性陣が騒いでいる。何かと思ったら、道の脇に小さな蛇が。色合いからするとマムシの幼体のようだ。マムシに注意の看板は、山歩きをしていると、そこらじゅうで見かけるが、実際マムシを見ることはほぼ無いので、里山なりの自然の豊かさに、逆に感激してしまった。

小渕山では、HCWildBerry のIさんや四季のH氏が受講生にコンパスの使い方を詳しく教えている。コンパスの向きなどに、みんな悪戦苦闘しているが、初めてのことなので、意外に楽しそうだ。その後里山特有の細かいアップダウンを繰り返し、徐々に高度を下げ、岩戸山を前後にある、地図上の電線との交点も目印として重要なので覚えて欲しい。などの説明後、藤野神社に到着。急な階段を降り、13時25分藤野駅に到着。38分発高尾行きの電車に乗車して、高尾駅で解散となった。

受講生たちも思ったより体力のありそうな人が多く、暑さにも負けていなかったので、出来れば会員になって欲しいと思ったのが私Hの今回の感想だった。なお、電車を待つわずかな時間に、酒好きの私HとM氏が素早く缶ビールを飲みほしたことを、オマケとして付け加えておく。記H

                    

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