秋田の秀峰・森吉山1454m、秋田駒ヶ岳1637mに登る

個人山行

7月14日〜15日の連休、古い山の友人達と念願の秋田県の花の名山森吉山に登る。秋田新幹線こまちは東京駅から田沢湖駅までわずか3時間。ベラベラしゃべり、食べてると、あっと言う間に着く。初日は田沢湖高原温泉で前泊。翌日、レンタカーで森吉山登山口の阿仁スキー場に向かう。ゴンドラは2つの20名位の団体がいたが、比較的登山者は少ない。ゴンドラ山頂駅9時50分。急な登りを稜線まで30分余り汗をかく。更に緩やかな登りの登山道は、ニッコウキスゲの花の道。ダラダラ40分で山頂。やや雲が多く、展望は今ひとつ。下山はりっぱな森吉神社まで足を伸ばした。13時半には下山。ガラ空きのゴンドラに乗る。夜は乳頭温泉に宿泊。二晩続けて秋田名物キリタンポが出てまいった。翌日は自身2回目の秋田駒ヶ岳。前回は小雨で展望無し。今回は快晴。8合目行きのバスは満員。しかし運転手の話では、前日は200人、前々日は500人だったそうだ。今日は100人くらいか。8合目登山口までは約25分.バス代630円。9時前に歩き出す。片倉台展望台から男女岳の北側を回り込み、阿弥陀池を経由して、最高峰の男女岳・駒ヶ岳へ11時頃着く。やはり花の最盛期は過ぎたのか、阿弥陀池周辺には花が少ない。山頂には数人の登山者しかいない。東に岩手山、北に乳頭山、西に田沢湖など、やや霞んではいるが良く見える。下山は男岳から伸びる横岳に登り、焼森経由。焼森の砂礫帯には小さいがコマクサがたくさんあった。バスターミナルがアルパコマクサなので、どこかにコマクサがあるはずと思っていたら、ここだった。その後は灌木の登山道を30分ほど下り12時40分頃8合目バス停に着く。念願の晴れた秋田駒ヶ岳に登頂でき、又予想以上のお花も見れて大満足で夜8時過ぎに東京駅に帰る。秋田の山は当会会長の故郷山。この素晴らしい山を後世に残し、伝えていきたい。その想いを強くした山行だった。

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