10月18日(金)立川駅北口に5時20分集合(女性3名、男性1名)。4度目の計画の
日光白根山は天候に恵まれず前日に登山指数Aの蓼科山に変更。
今年の紅葉はだいぶ遅れているようであるがそろそろ見頃になっていることを期待して車に乗り込む。中央道に入ると悲しい情報が入る。甲府南と甲府昭和の間で事故があり、通行止め。笛吹スマートICで一旦中央道を降り甲府昭和で再度中央道へ。
朝が早かったので双葉SAで朝食をとる。今度は長坂付近で工事渋滞に巻き込まれる。
途中の蓼科高原の別荘地周辺の黄葉は時間の遅れを感じさせないくらい見事であったが
そんなこんなで蓼科山七合目登山口駐車場に着いたのは10時近くになった。
鳥居の前で一礼して10:00出発。登山道の両側はシラビソやシラカバと黄色の葉がひと際目立つ落葉樹が綺麗。欲を言えば紅が欲しかったが。
蓼科山荘への約1時間の山道は上に行くにつれて石が大きくなっていく。木の合間からの景色は霧がかった尾根が見えるがほとんど紅葉は見えない。登り始めは涼しく感じられたがすぐに汗だくに。2,000mなのにこの暑さは異常だ。
11:30蓼科山荘(将軍平)に到着。小屋前のテントにはお土産用のTシャツや手ぬぐいなど小物がいっぱい。買い物は帰りのお楽しみにとっておき、水分補給をして出発。
ここから蓼科山頂ヒュッテまでは大きな岩の連続。想像以上の岩場を体験。
12:10蓼科山頂ヒュッテ到着。ザックをおろし、蓼科山山頂をアタック。
蓼科山頂は岩の原で中央に蓼科神社奥宮の祠があった。晴れていれば八ヶ岳連峰や南、中央、北アルプスと上信越の山々の360度の大パノラマが望めただろうが残念ながら視界はほとんど雲で写真撮影後すぐさまヒュッテに戻り風のあたらない場所で昼食をとることにした。
13:00下山開始。登り以上に注意を払い岩場を下る。岩下りの途中でツアー会社の一行に出くわす。少し遅れて登ってくる黄色い服の人に出会ったら登らずに待っていてくれと伝えて欲しいとのこと。山の経験の少ない添乗員のようで山頂までは無理そうな感じであった。
13:40蓼科山荘着。慎重に下りたせいもあり登りと同じ時間がかかった。楽しみにしていたお土産購入。私は八ヶ岳の手ぬぐいを購入したが女性陣は山ガールの手作り人形がとても気に入ったらしい。
ここから約1時間半、石ゴロゴロの斜面を下る。馬返し付近で若いグループに追い抜かれるが丁度その時にリスがいたらしく、若い人たちは目にすることが出来たそうであるが我々は何かが動いたようにしか見えなかった。動体視力の差かな。
15:20七合目登山口に到着。温泉(小斉の湯)で汗を流し、夕食をとり21:00立川駅に到着。
蓼科山は八ヶ岳連峰の最北端にある独立峰であり山道はコロコロ石から山頂に近づくに連れて大きな岩場になりスリルも味わえる山であった。地元の人曰く今年の紅葉は暑さで葉が焼けてあまり綺麗でないとのこと。来年こそは天気の良い日に蓼科山頂ヒュッテに泊まり360度の眺望と満天の星空を眺めてみたい。(sai記)
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