11/6(水)曇り、山岳信仰⑨は御岳山で12名参加。今回の目的の一つが、山本正嘉鹿屋体育大学名誉教授が提唱する、登山寿命を延ばすための登高速度を1時間当たり300〜350mの高齢者向け「ゆっくり山行」を実践する事でした。 近年整備された急登のラニ(ハワイ言葉で天国)ヘッドトレイルで挑戦しました。御嶽駅広場で、急に思いついて、ラジオ体操を始めました。会始まって以来の出来事でもあります。身体をほぐした後は多摩川を渡り、直ぐにラニヘッド入口へ。 登高速度計がないので、リーダーが自分の心拍数をチェックしながら、乳酸閾値(いきち)を超えない心拍ペース(今回:118)で、高峰山(755m)まで約2時間かけて登りました。心拍は急登のため、ゆっくり登らないと、120〜130まで上がり、その都度ペースを落すという調整を細かく行いました。参加者からは「いつもより楽に登れた」「息切れする事は無かった」などの感想が出ていた。このラニヘッドトレイルでは、御嶽駅の北側の惣岳山、高水山、川苔山が見えるスポットがあるのと、コアジサイ(6〜7月見頃)が植えられていた。かわいい花もあった。曇り空だったが、ラニヘッドに近づいたら光が差してきて、天国を思わせる演出が偶然なされていた。 長い休憩の後、龍の髭を経由して日の出山へ。さき程の急登は無いが、日の出山近くの登りや階段は意識してゆっくり登った。日の出山(902m)では曇っていて、展望は余り無い。昼食をとり、御岳神社、御岳ケーブルへ。14:42 ケーブルで降りる。乗車の際、「ここはただの山じゃない、修行の出来る山」と書かれたカードをもらった。ケーブルを降りてから、バス組と、待ち切れない徒歩組と分かれて行動。御嶽駅で合流して15:40発青梅行で戻りました。今後も登山寿命を延ばす山行やトレーニングを、会のテーマとして取り組み、平均年齢64歳の我が会が70代当たり前、80代でも山登りを楽しめる会にして行きたい。そのスタートになればいいと感じました。(T記)今回のデータ ヤマレコ5時間12分 7.1km 累積登り998m/下り403m
コメント