秋の草原と湿原の散策 360度の展望が広がる大パノラマの霧ヶ峰・車山

例会山行

11月8日(金)女性3名、男性2名は立川駅前6時に集合し車に乗り込む。久しぶりの晴れ予報に胸を躍らせ車山高原を目指した。工事渋滞もそれほどなく8時40分に車山肩駐車場に到着。途中の白樺高原のドウダンツツジの紅色は鮮やかで周りの景色の中でひときわ目を奪われた。今年の紅葉は遅れているようだがそこは別世界のように感じられた。8時45分車山山頂を目指して出発。気温は約零度。風も少しあり体感温度は氷点下の中を登る。道はところどころに霜柱があり氷の花を咲かせていた。少し登ると八ヶ岳と南アルプスの間に幻想的な富士山が見えた。ここで一斉にシャッターをきる。車山山頂では風が強く寒かったので眺望を楽しむ余裕がなく、数枚の写真を撮っただけですぐにリフト山頂駅の避難小屋に逃げ込んだ。そこから車山乗越まで下り、蝶々新山への泥の道を登った。その道は粘土質の土で靴に重りをつけているような感覚になった。足場の悪い道を上り切ると前方に北アルプスが見えてきた。物見石まで来ると左に中央アルプス、正面に穂高連峰、槍ヶ岳、それに白馬岳等の素晴らしい眺めが望めた。予定を変更して、風の当たらない岩陰でアルプスの山々と八島ヶ原湿原を見下ろしながら昼食をとった。釜ヶ池に映る青い空と雲がとても綺麗であった。八島ヶ原湿原の木道は整備されていてとても歩きやすく、寒さも少し和らぎルンルン気分になれた。木道終点から駐車場まで約1時間の登り。その前にヒュッテ’みさやま’でミルクブレイク。予定より1時間遅れの15時に駐車場到着。休憩時間を多めに取ったのでペース配分はまずまずであったのでは。下山後は楽しみの一つの温泉(音無の湯)で汗を流し帰路へ。渋滞に巻き込まれたが19時半に立川到着。ニッコウキスゲをはじめ、多くの花咲く夏にまた来たいものだ。(S記)

コメント

  1. tuberose より:

    晩秋の霧ヶ峰は氷点下なのですね。
    2020年10月下旬に紅葉を
    期待して行った尾瀬ヶ原に薄っすら雪が積もり、氷点下に近い気温だったことを思い出しました。
    それにしても、この景色の美しさには息をのみます!!