12月15日(日)、高尾駅7時24分の河口湖行きに乗り込む。来る途中寒さで指先がかじかんだ。大月駅から日影行のバスに8分ほど乗り、畑倉登山口より岩殿山(634m)を目指す。すぐに鬼の岩屋の標識を見つけ、寄っていく。ここは数か所ある岩殿山の洞窟うち一番大きく、この山の鬼が住み家にしていたと伝えられている。なるほど鬼が住み家にしたいほど大きな魅力的な洞窟だ。その後、ゆったりとしたペースで岩殿山頂に到着9時21分。澄んだ空気の中きりっとした富士山が微笑んでお出迎え。ゆっくりと景色を眺めてから下る。『岩殿城は丘陵にしてけわしい断崖をめぐらし攻めにくく守りやすい戦国時代の難攻不落を誇る名城であった』と看板にある。美人の富士山が横になり、後ろになり見守ってくれる。三の丸跡、そして巨大な自然石を利用した城門跡を通り、兜岩に10時42分。登りのクサリ場や下りのクサリ場に緊張する。崩落のため通行止めのロープがはられている所があったりと、計画より20分遅れて11時 9分天神山着。落ち葉も深く、土もカラカラに乾いていて、特に下りが滑りやすく神経を使う。ようやく目の前に稚児落としが現れる。断崖絶壁、こんな所から落ちたらひとたまりもないだろう、途中しつこいほど稚児落としの看板を目にしたのも頷ける。浅利ルートをたどり大月駅へ13時着。大月駅の近くの小さな愛想のないおかみさんの店でビールや焼酎のお湯割りを片手に、おしんこ、やきそば、アジフライ、チャーハンの下山めしを堪能。特にアジフライと焼きそばがおいしかった。 (昌子記)
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