1月11日(土曜日)、本日のHCWildBerryの例会山行は、足腰の神様・子の権現で一年の山行の無事を祈り、竹寺で会食を楽しむ初詣山行だ。いつもの立川駅に6時45分集合し、59分発の青梅線に乗る予定だ。ただ今回の山行は途中合流が多く、7名の参加者中、立川駅集合は私Hを含め、2名と寂しい。ここからは私事になるのだが、5時に目覚ましを合わせ、鳴る前に起床。時計を見ると4時50分。自宅近くの駅の6時34分発に乗れば、余裕で集合時間に間に合う。家でのんびりしていたら、ふと別な時計を見ると6時10分。なぜ?今日は私がリーダーなのでドタキャンはありえない。とりあえず大急ぎで家を出て、ラインで連絡。集合時間に8分遅れると。帰ってから妻に聞いたら、電池が弱っていたのか、目覚まし時計が1時間以上遅れていたそうだった。トラブルがありながら(自分だけだが)何とか予定の青梅線に乗り、拝島で八高線に乗り換え、東飯能駅で西武線に乗り換える。途中で今回の山行の参加者が合流し、登山口のある西吾野駅に予定通り8時22分到着。西吾野駅には意外なほど多くの登山者が降りる。トイレを済ませ、8時32分歩き始める。最初は降りた人全員が同じ方向に進む。でも途中でみんな我々とは別な方向に歩いてゆく。まあそちらは有名な、伊豆ヶ岳や高山不動尊があるからしょうがない。結局、子の権現方面は我々のグループだけであった。子の権現は、通常なら小床口参道を歩くのが普通なのだが、今回は少し捻って森坂峠を通り、眺めの良い岩山の、イモリ山を抜けるコースを選んだ。斜度は緩いが、道幅は狭い。この森坂峠を歩く道は、元々は反対側の久通集落から、三社にある吾野小の小学校に通う、通学路のために開かれた道らしいが、通学路にしてはハード過ぎる山道だ。ここを通う小学生達は、将来素晴らしい登山家になるのではないかと思ってしまう。イモリ山で眺めを楽しんだ後、峠の前で一般道の小床口参道と合流。今までと違い、広く歩きやすい山道に変わる。11時、子の権現に到着。カラフルな仏像や鉄のわらじ、下駄などで有名な足腰の神様だ。さすが足腰の神様、ロードバイクにまたがった自転車乗りが次から次へと初詣に現れる。我々もあやかろうと参拝をする。私Hは初詣なのだが、メンバーの中には、1月8日のTリーダー主催、高尾山で済ませているメンバーもいた。いやいや、確か会の山行計画を決めた時に、私は初詣企画と宣言したはずなのに、Tリーダー、なんで私より先に初詣出来る場所を計画するのだ。裏切者とちょっと思ってしまった。参拝を済ませ、お守りを買ったりした後、子の権現を後にし、次の目的地、竹寺を目指して歩き始める。豆口峠を通り竹寺へ。歩きやすい山道なのだが、里山特有の分岐が多く、道標は全てについているわけではないので、少し迷いながら竹寺に、12時50分到着。予定より20分ほど遅いのは、子の権現で少しゆっくりしすぎたせいだ。竹寺も、子の権現同様に特色のある寺で、綺麗な竹林と精進料理が食事できるお寺だ。ここで食事休憩をとる。席を予約してあったので、古民家のような家に通され、楽に10人以上は食事出来そうな大部屋で、各自好きな物を注文した。緑色をした竹笹蕎麦に、天ぷら、小鉢、副菜が付く蕎麦御膳を注文する人が多かった。寺なので、食事は生臭ものが一切出ず、天ぷらも何かよく分からない葉っぱ。副菜も山菜ばかりのあっさり系で、男性陣から、油ギトギトのファミチキやケンタが食べたい、との声があがったが、寺なので我慢するしかない。注文してから提供されるまで、思いのほか時間がかかってしまい、14時25分に竹寺を出る。竹寺近辺で、僅かではあるが、福寿草が咲いており、また水仙の花も咲きかけていた。春が近いのだろうが、最近思うのは、夏ばかり長くなり、ほかの四季が短くなった。アルプスなどを歩くには良いのだろうが、我々みたいに手軽な低山歩きを楽しむ人々には、夏ばかりなのはありがたくない。急坂を降り、下山口の小殿バス停に向かう。地図の等高線の通りかなりの急坂で、登りに使わなくて良かったと思う。15時13分下山。バスに乗り帰路に向かう。危険個所もなく、各寺でも楽しめたのだが、唯一の心残りは、本来寄る予定だった眺めの良い場所を、複雑な分岐のため、いくつかスルーしてしまったことだ。とりあえず参加者には内緒にしておこう。まあこの投稿を読めばバレるのだが。 記H









コメント
とても楽しそうなルートで私も行きたかったです。
お天気も最高で、いい初詣山行になりましたね(θ‿θ)
竹寺の精進料理は美味しかったですか?