10月4日(土) 男性1名、女性5名でタイムトライアルに参加コースは「赤ぼっこ」。電車に乗っているうちから窓ガラスに雨が当たり始める。もう降り出したんだと少々気持ちが沈む。青梅線宮ノ平駅に着き受付を済ます。阿部さん指導の準備体操を済ませ、弓長さんリーダー、阿部さんサブリーダーで8:00にスタート。車道を歩いていると雨が気になりだし、半数のメンバーはカッパを着て雨に備える。車道脇にはキバナコスモス、彼岸花、アジサイ、青いアサガオ、柿などが目を楽しませてくれた。和田橋を渡り長淵山登山口から樹林帯にはいる。気になっていた雨は樹木が遮ってくれ、カッパはなくてもいいと休憩を兼ねて衣類調整をした。この辺りで前前会長の田上さんに会い、あっという間に抜かされる。私たちは私たちのペースで楽しもう! 崖側は見事な竹林があり、足元には可愛いヤマホトトギスやシュウカイドウ、ミズヒキソウが咲いていた。天狗岩自然歩道入口からしばらく歩いた分岐が第1のチェックポイント、つい最近までワイルドベリーの副会長だった橋本さんが立っていらっしゃった。挨拶をして愛宕山までピストン。要害山を超えて天狗岩へ。ここがこのコースのピーク、誰がこのコースを考えたのか?階段あり急登あり急坂あり、展望もなくちょっとした修行?。天狗岩に着くが、チェックポイントはない。でもきちんとコース通り歩く。草を掻き分け、奥に行くと開けていて周りの山々が見えた。涼しくて開放感で満足。ピストンで分岐まで戻る。しばらく歩くと赤ぼっこに到着。ちょうどベンチが空きみんなで昼食にする。次の人にベンチを譲り、ゴールに向かって歩いている最中、タイムの話になる。優勝は遅い方がいいのか早い方がいいのか?それからはなだらかで歩き安かった。馬引沢峠で第2のチェックポイント。コース中、ずっときのこのオンパレードで色や形がさまざまで気持ち悪さもあったが充分話を弾ませてもらった。そうこうしているうちにゴール!美味しい豚汁をごちそうになる。いよいよ結果発表。85名18チーム参加。ドキドキしながら名前を呼ばれる事を期待していたが残念ながら、ブービー賞にも入らなかった。今回は標準タイムに近いチームが優勝だった。歩行時間4時間、昼食休憩50分で4時間50分に近いチームが優勝した。私たちは5時間25分。ちょっと楽しみ過ぎた。田上さん率いる5人会はせっかち賞だった。最後に労山連盟の佐々木さんの言葉が胸にしみた。タイムトライアルの1番の目的は「人とのつながり」です。コースを歩いている間いろいろなチームの人と出会い言葉を交わし繋がりが広がったでしょうと。楽しい時間を過ごした事でしょうと。 私もチームの皆さんと一緒に楽しく山が歩け心がホッとした良い経験になりました。(記 M)











コメント
雨に困ることのない大会になったこと、変化に富んだ山道を楽しめたこと、いつものペースを守り年代相応の健康的で安全安心の歩き方ができたことは、素晴らしかったと思います。
主催者側の人出が足りないとみえ、重要なチェックポイントに誰も立ってなかったことは、公正な競技のためにはどうなのかなぁと疑問に感じましたし、道迷いしそうな箇所がいくつかあって表示の足りなさも気になりました。