谷川岳、紅葉はこれから

例会山行

心配されていた天気予報が曇りのち晴れに変わり決行に。6時に立川駅集合、男性5人、女性5人で2台の車で出発。晴れていて清々しい。順調にいくはずだったが高速に乗ってしばらくすると工事渋滞にはまってしまった。高速を乗り変えたが予定より1時間以上遅くなってしまう。ロープウェイ乗り場は空いていて、10人全員で乗る。目に入る景色は紅葉はまだだよ!と告げていた。10:35天神平を出発。昨夜の雨で登山道は濡れている。途中にあった熊鈴を鳴らし、熊にも足元にも注意しながら歩く。オオカメノキの赤い実やススキが秋らしさを感じさせてくれる。30分ほど歩き1回目の休憩。回りの山々や町の景色に歓声があがる。熊沢穴の頭、避難小屋あたりから大小の岩が多く歩きにくい。鎖場も出てきて3点確保で登る。晴れていた空に雲がかかり山が見えなくなってくる。すれ違う人は下山の人ばかり。これから登るの?と容赦ない言葉をかけてくる女性もいたが橋本リーダーを信じて一歩一歩慎重に進む。12:25天狗のたまり場、13:00天神のざんげ、草紅葉が見える。13:25トマノ耳(1963m)に到着。回りは真っ白だったが達成感で満たされる。記念撮影をしてオキノ耳は諦めて戻り、谷川岳肩の小屋で昼食。風が吹いて寒かったので、小屋の暖かさが身にしみる。お腹も満たされエネルギー補給をして下山開始。下りの岩場は登りよりも怖く、もっと慎重に降りる。帰りのロープウェイは17時が最終と言われたのが頭から離れなかったが、リーダーが休憩を上手にはさんでくれて16:30には全員無事にロープウェイに乗る事ができた。リーダー推しの鈴森の湯は残念ながら休みとの事で上里SAで夕食を取り解散となった。(M記)

コメント

  1. tuberose より:

    うーん、Mさんの手記を読ませてもらうのは2回目だが、この巧みさには今回も唸らせられました。
    「高尾山に毛の生えた程度の山」の怖さがこの中に凝縮されています。さすがです👏