8月8日金曜日のHC WildBerryの例会山行は、群馬県の湯の丸山(2101m)・烏帽子岳(2066m)だ。連日、35℃以上と猛暑が続く東京。少しでも涼しさを求めて、本日は2000mを越える山を登る。とは言っても、登山口がすでに1700mを超えるので、標高差400m程度のぬるい山行だ。
立川駅南口に5時40分集合し、本日の参加者5名が、車1台に乗り、一路目的地の湯ノ丸高原を目指す。3連休前の金曜日だが、まだ6時前で通勤にも早く、行楽客もいないため、大きな渋滞もなく、当初予定より早く8時10分に湯ノ丸高原の駐車場に到着。気温は17℃で乾いた風が東京と全く違い、涼しいどころか少し寒い。支度を済ませ、8時29分に出発する。スキー場から登り始めるのだが、リフトが動き始めた。窓口を見ると8時30分開始。800円とやや高いが、急なスキー場の登りを割愛出来るのと、好奇心から乗ってみたくて、係の人に声をかけるが。明日からの運行のため乗れなかった、残念。スキー場の急斜面を直登する。木々が無く、なまじ上が良く見えるからキツイが、急斜面の先は緩くなっており、更には牧場の牛が待っている。牛は人慣れしているのか、のんびりしているが、つい美味しそうと思ったのが、バレてしまったのか、何か睨まれている気がした。牛の大きな糞に注意しながら、なだらかな山道を進む。しばらく歩くとツツジ平分岐に到着。ここは6月末ごろに来ると、国の天然記念物のレンゲツツジの花の大群落が見られるらしい。しかし6月末は、梅雨の真っ盛りで、花を楽しむだけならよいが、山登りが加わるとやはり梅雨明けの方が良いと思う。10分程歩くと、ここから登山道の看板がある。確かに道が細くなり、斜度もきつくなるが、それでも普通の登山道。
ツツジの花は見ることは出来ないが、それ以外の多くの花々が迎えてくれる。女性陣の撮影会が始まり、中々先に進まない。まあ今日は、避暑を兼ねたのんびり山行のつもりなので、汗まみれで急いで歩くよりましだ。後方の女性陣の歩みが更に遅くなる。後ろを見ると、1人歩きの男性と何か話している。どうやら花の撮影に登っている男性らしく、女性陣が花の名前について色々質問している。迷惑かと思ったが、男性も嬉しそうに説明しているので、大丈夫そうだ。女性陣は勝手に、花の先生と呼んでいた。山道には、多くの花々があるのだが、歳のせいか教えてもらっても、名前が覚えられない。かろうじて覚えたのが、ツリガネニンジンとウスユキ草だけなのが悲しい。ちなみに、ツリガネニンジンの若苗は美味しい山菜らしく、絶対に忘れないつもりだ。
花の先生と、抜きつ抜かれつしていると、湯の丸山、山頂に到着。平らな石を敷き詰めたような山頂で、歩いてきた山道からは意外な感じの山頂だが、景色は360度絶景で、見飽きない。とりあえず少し景色を堪能して、この先にある湯の丸山北峰に向かう。見た感じは遠くに見えるが、稜線歩きは気持ちよく、15分程で着く。北峰は、湯の丸山とは違い、岩を組み上げたような山頂だが、ここも絶景。浅間山や桟敷山、水ノ塔山、遠く富士山や八ヶ岳など、自分の知識では分からないほどの山々が見える。湯ノ丸山、山頂に戻り30分ほど昼食タイム。景色を眺めながらの食事は美味しく、東京の猛暑が信じられないほど涼しい。更にM氏の腕には、高山の蝶ベニヒカゲが、休憩場所のように、居座っていて、腕の動かせないM氏はお疲れのようだ。
シートを広げ、昼食を食べている家族連れの脇を通り、次の目的地、烏帽子岳に向かう。湯ノ丸山から降るのだが、300mをひたすら降る。400m登って、300m降るので、事実上の2つの山を登っていることになる。いい加減降り飽きたところで、鞍部に到着。石のベンチがあるので軽く休憩の後、今度は登り。大きな急登も無く、花を見ながらゆっくりと登る。途中年配の男性2人組に、道を譲るが、その際に「いつもはゆっくり歩きなので、人を抜いたことが無い」と言っていたので、こちらは「大丈夫です。こちらは人に抜かれたことしか無いです」と返答してあげた。稜線に着くと、今度も絶景。湯ノ丸山は360度山の景色だったが、今度は片方が山、片方が街の箱庭のような絶景。烏帽子岳までは、360度の景色を眺めながらの、とても気持ちの良い稜線歩き。途中コマクサの群生地を通るが、時期的に無理かと思っていたが、かろうじて少し咲いていた。
そして私Hが一番うれしかったのは、写真には撮れなかったが、一度見たかったクジャク蝶に出会えたこと。女性陣には興味が無いかもだが、それ以外にも、ヒョウモン系の蝶やアサギマダラやエルタテハ、ミヤマシロチョウ、セセリ系の蝶などを見ることが出来た。烏帽子岳山頂で、おやつ、景色堪能タイム後、惜しいが下山に向かう。下山路も特に危険な所もなく、ゆるい登山道。唯一気になったのが、樹林帯途中に大きな獣の糞が多数。牛が入れる場所ではないので、おそらく熊のトイレ場所かもしれないと思い、足早に通り過ぎる。16時31分駐車場に到着。山と高原地図の標準コースタイムは、休憩なしで5時間5分。それを休憩が入っているが、8時間かけての、のんびり山行であった。下山後は、ソフトクリームと温泉で疲れを癒し、夕食のうどんとミニ(にしては大きい)天丼セットでエネルギー補給後、帰路に向かう。途中大きな渋滞も無く、立川駅にて解散する。たまには夏なのに、あまり汗もかかず、息も切れないのんびり山行もありだと思った1日であった。 記H
















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