好天の坪山、可憐な姿のヒカゲツツジ

例会山行

4/9(土)羽置の里びりゅう館から坪山ハイキングコース周回の例会山行は、24度とGW頃の予想気温と降水確率0%と好天に恵まれる天気予報に出発前日より心躍る1日となった。7:25過ぎに立川組3名(I嬢、K嬢、M)は柴崎体育館駅下に集合・出発、高尾駅から大垂水方面へ向かうバス停にて8:00に待合せをしたT氏と合流すべく甲州街道を西進する。7:50過ぎにピックアップ地点に到着、少し早すぎたかと思うがT氏は既に人待ち顔で待機しており一時停車後、速攻で山梨方面へ20号線を走る。好天予報の高尾山口駅周辺は多少人流が多かったが、然程の渋滞もせず順調に目的地目指して進んでゆく。途中、上野原駅を過ぎてT氏御用達のコンビニに寄りトイレ休憩と昼食補給をし、小菅方面に向けて県道を登っていく。地元立川では既に殆んど散ってしまった桜が、棡原近辺からは満開。今シーズン2度目の花見を晴天の車窓から堪能できた。9時過ぎに羽置の里びりゅう館駐車場に到着、準備をして9:15頃出発、とはいっても15~20分登山口までは車道。登山道入り口からの急登の準備運動と考えれば、丁度良かったのかもしれない。登山道入り口には思いがけずカタクリの群生(?)があり、この先現れる様々な花を期待させる。西尾根東尾根分岐をメインルートの西尾根に向かうと、直ぐに植林帯に入り木陰の涼風に吹かれて気持ち良い出だしであったが、九十九折りに進み尾根に出ると、後はほとんど急な直登となる。暫く我慢して上るとT氏がミツバツツジを発見、その後も徐々に尾根道近くにその存在を現し始める。ツツジの株が見られる頃から、尾根はどんどん狭くなり、足下にイワウチワが散見されるようになる。やがて薄黄色のヒカゲツツジが可憐な姿を現し始めると、先行していた登山者たちが処々で撮影会を始めており渋滞気味となる。何度もの急登を登り漸く坪山頂上(10:52)へ到着するが、名前の通り狭いエリアに多くの人が休憩をしており記念撮影をして早々に降り始め、途中の平らなところで昼休憩をとる。頂上からはなだらかな降りと聞いていたが、尾根道から転がり落ちる小石の音を聞いているといつまでたっても止まらない。落葉樹が尾根道近くまで群生していて気付かなかったが、右手はすぐ下が崖のようで左手も急斜面となっており、これが所謂痩せ尾根かと思うが樹林帯が無ければ高所恐怖症の私では這い蹲って1歩も進めないなと肝を冷やす。ロープが張られたところも多くあって決して楽ではない下りが長く続き、漸く出発地点のびりゅう館へ12:44到着。3時間半の行程のうち休憩時間30分弱であった。リュックを車に乗せて館内で一休みをする。T氏は名物の天ざるソバ、女子2名はシソソーダ、私はノンアルコールビールを注文するが、シソソーダを飲むI嬢とT氏が「シソ」と「梅干し」が親戚かどうかと意見を戦わせ始める。傍で観ていて相変わらず仲の良いこと。と微笑んでいたが、ついちょっかいを出したくなり「梅干しにシソの葉を入れるので関係はあるが、親戚というより友達でどうでしょう」と訳の分からないことを言いその場を治める。

帰路も一般道を高尾経由柴崎体育館駅まで帰り解散となったが、渋滞することも無く15:30には帰宅できた。山行計画書ではまだびりゅう館にいる位の予定時間であったため家人に「ずいぶん早かったのね」と驚かかれた。残念ながらイワカガミの開花はまだであったが、葉の表面が光を反射してか鏡のように光るのでついた名前だと教えられ今回は花の名前をたくさん憶えた(すぐに忘れてしまうのだが)有意義な1日であった。(M記)

コメント

  1. 俊ちゃん より:

    Mさんの素晴らしい山行報告、坪山ハイキング。ヒカゲツツジも見れて最高でしたね👌ただ10名位のパーティが前後して歩いていたが、マナーの悪さにはまいりました😭(俊ちゃん)