思いっきり味わった北八ヶ岳池めぐり 

例会山行

9月7日(日)立川駅5時半集合予定を少し遅れて出発。というのも朝5時8分に目覚めたKSさんから目覚ましが鳴らず寝坊したという内容で「目ば増しがならずに寝坊さちゃいました」とLineが入り、「38分に立川駅です」と二回目のLine。奇跡とも言える早業だった。

北八ヶ岳を目指し、道も空いていて車はかろやかに進む。車窓から山が見えてくると気持ちが高まる。車を降りると、おいしい空気が体に流れ込む。予定より少し早く8時半の臨時便のロープウェイに乗れた。山頂駅で準備体操をし、坪庭から歩き始める。今までここに来た思い出がよみがえって、話題となる。思っていたより涼しい。今まで何度か来た坪庭はピカピカ明るいイメージだったが、今日はご機嫌今ひとつのようだ。9時41分北横岳ヒュッテ着。そこから5分、七つ池へ下る。森の中にひっそりと池が現れる。今回のテーマは池巡りで、4つの池を巡る一つ目の池。七つあるのかと思ったけれど、一つに見えた。ここは、湿地に小さな池塘が点在している場所で、夏は苔や草が茂るので池の数が見えにくかったり、水量が少ないと池がつながって一つや二つに見えるらしい。日曜とあって人が多かったが、ここは静かだ。そこから北横岳(南峰)北横岳(北峰)に登るもガスって風が強かったので写真を撮って早々に、亀甲池へ下る。樹林帯に入ると風が収まり穏やかになってほっとする。広くなっている場所を見つけ昼食を取る。北横岳からこちらのコースは人がぐっと少なくなり静かだ。亀甲池までコースタイムでは60分とあるが、急坂なのでコースタイムの2倍みた方が良いとあった通り、滑りそうな苔と岩の急坂続きでお昼タイムも入れて2倍かかり、亀甲池に着いたのは12時24分だった。池の水が見えた時は、嬉しく心が弾んだ。緑に囲まれた亀甲池は、水面に青い空が映って森と一体になって見える。20分ほどそこでまったりとして、双子池に向かう。50分ほど歩くと双子池の雌池が見えてきた。三つ目の池になる。広々と明るい雰囲気。少し味わって、10分ほど歩き、13時52分今日の宿泊地双子池ヒュッテに着いた。目の前に雄池が広がっている。雌池よりも小さく、この水が飲料水として使われているとのこと。14時にチェックインを済ませ、雄池を見に行く。この先リュックを持って入ってはいけないという看板がある。雄池を汚さない配慮だろう。残念ながら一周できる道がなかったので、クールダウンの体操をヒュッテの前で行い、雌池まで散歩をする。

本を読んでもスケッチをしても(私は迷った末、軽量化を選び本を持って来なかった)昼寝をしてもいい贅沢な時間となる。日の当たり方で水の色が変わるのを眺めたり、魚や蜻蛉を眺めたりした。魚はフナで、双子池ヒュッテの先代がフナを雌池に放流したとのこと。いい時間だなあと思う。腰を上げたのは16時だった。ヒュッテに戻り、夕食までテニスボールを使ったストレッチをMAさん中心に行う。夕食はベトナムフェアの料理に舌鼓。大部屋には一人一つずつテントで寝るようになっていて、着替えにも便利で個人的なスペースが確保されていて安心感があった。

二日目は、6時55分、準備体操を済ませ双子池ヒュッテを後にする。朝のさわやかな空気の中、小川が流れるなだらかなハッピーロードを歩く。林道に出てしばらくすると雨池方面という道標があり、登山道に入る。8時46分、雨池到着。この四つ目の池が今回の一番大きな池で、この池だけ一周することができるようだ。水面が現れるたびにワクワクする。亀甲池にも感じたが水位が低めで岸が広めに出ていた。雄大な雨池を私たちだけで独り占めだったので、まるでプライベートビーチのようだと感想が出た。池を満喫し、雨池峠分岐からはけっこうな急坂を登り10時17分雨池峠に着く。そこから三角屋根の縞枯山荘までは木道が続き、広々とした空と草原が広がっていた。縞枯れ山荘はその日は閉まっていたが、そこでお茶をしようとしていたご夫婦としばしお喋りをする。そこからほどなく10時49分、北八ヶ岳ロープウエイ山頂駅に到着。思う存分池を巡り、たくさんストレッチができた山行だった。(昌子記)

コメント

  1. tuberose より:

    まさかの寝坊で奇跡的に参加できた私ですが、いつになくたっぷり睡眠を取ったせいかジンワリ頭痛と2000mを超える高地の空気の薄さで、苔岩を登る時ハァハァしてしまいました。
    翌日は高地に慣れたのか、呼吸が楽になり、清涼な空気と天国のような池巡り、美味しい食事、初めてのテント泊、夢のような楽しい思い出となりました。