日本100名山、両神山(1723m)の必須?アイテム判明

例会山行

5月15日、日曜日のHCWildBerryの例会山行は、日本100名山の両神山。鎖場も多く、往復すると軽く6時間以上はかかる、日帰りの会の山行としては厳しい山だ。

会長T氏と会員M氏の2台の車に、今回の参加者計6名が乗り、一路、両神山登山口の日向大谷口を目指す。

とは言え秩父でもかなり奥深い登山口は、車で2時間以上はかかる。朝早くから運転している両名に申し訳なく思い、きっとみんな車内で寝ずに?いたと思う。

天気予報のためか、意外に渋滞もなく、8時30分に登山口の日向大谷口に到着。

出発の準備をすませ、8時50分山行開始。

いきなりの急登、と言うほどではないが、そこそこの急登が続く。続く。続く。いや続き過ぎ。休める登山道がほとんど無い。結局山頂近くの尾根上に出るまで、3時間以上の登りが続いた。

途中、花芽が付きかけている一人静などに、女性陣が騒いでいるが、男性陣はただ歩くのみ。今回の男性陣は、最高齢の会長、普段自転車で鍛えているが、初心者のM氏、そして仕事上常に運動不足の私。わが会は、山パワーに関しては女尊男卑みたいだ。

10時56分避難小屋の清滝小屋到着。ここで大休止をする。各自思い思いに行動食を食べ、エネルギーを補給する。そこでついM氏が登山口でかしわ餅を食べたことを言い、さらに豆大福をエネルギー補給に食べたのだが、会長が自分の分は、と言いだした。甘いもの好きで燃費の悪い会長は、自分の持参した分では足りず、会メンバーの分も必要なようだ。この後可哀想にM氏は下山するまでかしわ餅と言われ続けた。

両神山だけでなく、5月の山行に参加予定の会のメンバー、必ず自分の分以外にかしわ餅を持参した方が良いと思う。必須アイテムのようだが、ふところ&胃袋

の広い会長なので、豆大福やドーナツでも大丈夫なようだ。

清滝小屋からもしばらく登りが続き、岩場が現れ始めると、短い鎖場が各所に現れ、泥のついた靴が滑って、意外に怖い。ただ、清滝小屋のシャクナゲや途中の赤ヤシオの花が、辛さや恐怖を忘れさせるようだ。ただし女性陣限定だが。

12時14分山頂到着、写真撮影の後下りの登山道途中で昼食。会長はKさんからバナナを貰って少しキゲンが良い。

下りも清滝小屋で大休止。くだんのM氏は会長から離れ寝たふりをしている。

下りも長い、足にくる。私も意地で平気なふりをしたが、疲れで下りのストップが効かない。かえって鎖場の方が手を使える分楽な気がするほどだった。

16時日向大谷口到着。休憩含めてだが7時間10分、登り下り累積高度差3066mのアルプスにも負けないかなりハードな山行だった。

最後に、疲れているにもかかわらず運転してくれた、会長とM氏にお礼を言いたい。お疲れ様でした。

                         記H

コメント

  1. クマス より:

    わあ、ハードな山行でしたね!
    さすがに両神山(>0<;)
    以前テレビ番組でこの山で遭難し9日後に奇跡の生還を遂げた話を思い出し、みなさんの笑顔の写真に尊敬の念を強くしました。

  2. 俊ちゃん より:

    大変厳しい両神山でした😭10数年前、仕事で2週続けて登ったのがウソのようでした😅皆さんの協力で助かりました!ありがとうございました🙇Hさん、いつも軽妙な山行報告ありがとう!T