花崗岩の喜峰、尖峰を連ねた絶景の瑞牆山クリーンハイク

例会山行

6月5日(日)山梨労山の協力を得て労山東京多摩西部地区連盟のおおるり山の会4名、HC四季2名、HCワイルドベリー11名の合計17名は八王子駅南口に7:00に集合し山梨山の会が待つ瑞牆山荘へと向かった。天気予報では15時頃から雨予想、何とか天気が持ってくれればと祈りながら車外の窓を見上げる。

瑞牆山は昨年秋に予定していたが天気予報に恵まれず涙をのんだ。

7.8年前であるが初めて増冨温泉へ行った帰りに瑞牆自然公園に立ち寄り、そこから見た

花崗岩の喜峰、尖峰を連ねた絶景に惹かれ、いつかは登りたいと思っていた山だ。

日本百名山のひとつであり深田久弥が「まるで針葉樹の大森林からニョキニョキと岩が生えているかのような」と表現している。

9:30瑞牆山荘に着くと山梨山の会の方々(7名)がすでに周辺のゴミ拾いを始めていた。

主催責任者のT氏の挨拶と記念撮影を取り富士見平周辺清掃班計11名と瑞牆山登山班13名に分かれて9:40出発。心地よい春ゼミの鳴き声を聞きながらミズナラの新緑の樹林帯を歩く。空気も澄んでいて風も気持ちよい。50分くらい登ると瑞牆山の全景が眼前に広がる絶好のカメラポイントだ。

10:45富士見平小屋到着。10分間休憩を取り出発。歩き始めてすぐのところで道を間違え、ロスによりツアー団体に間に入られてしまい否応無しに我々も2つのパーティーに分かれて登ることになってしまった。途中の桃太郎岩では人がいっぱいで休憩を取りそびれてしまった。この先は石ゴロゴロの岩場の登りだ。呼吸を整える間もなく登り始めたこともあり苦しい登りになってしまったがシャクナゲがところどころに見事に咲いていて癒された。岩の斜面にイワカガミも見られた。余裕があればもっとゆっくり観察できただろうが。

12:40瑞牆山(2,230m)着。山頂からの眼下には巨岩や奇岩があり目を奪われ、登りのキツさを忘れるくらいの絶景であった。昼食を摂り、写真撮影後出発13:20。

鎖場も数か所あり慎重に下った。登りでは人でいっぱいだった桃太郎岩は人の姿もほとんど無くパシャリと写真撮影。

15:00富士見平小屋着。ここで清掃登山終了。瑞牆登山班は可燃物約2㎏。富士見平周辺班は不燃物を含め数㎏収拾。特に数年以上経った空き缶や空きビンを地中から掘り起こし収集したと聞いた。かなりの量がゴミとして集められていた。

16:00予定通り瑞牆山荘駐車場を出発し、途中渋滞に巻き込まれたが19:30無事に八王子駅前に到着。行き帰りとも運転手をして下さったTさんありがとうございました。たいへんお疲れ様でした。

晴れていれば山頂から富士山、南アルプス、八ヶ岳の絶景が見渡せるのでまた計画したいと思う。(記sai)

合計時間6時間20分(休憩80分含む) 距離7.0㎞    

コメント

  1. 俊ちゃん より:

    Sリーダー混雑の中、お疲れ様でした🙇地区連盟理事のIさん、体調不順のメンバー介添えご苦労様でした🙇いずれにしても天気に恵まれ事故なく30名近い団体が下山できました👌これからもよろしくおねがいします🙆