11/7(日)柳沢峠から丸川峠への紅葉ハイクは男性3名の参加となり、例会山行としては少し寂しい開催となったが、峠での鍋宴会で盛り上がり楽しい1日であった。
前日の渋滞情報より急遽高尾駅南口に7:30集合し相模湖ICから中央道へ入ることとするが、東京は曇り予報の為か懸念された渋滞も無く、笹子トンネルを抜けると青空が広がっていた。順調に勝沼ICで中央道を降り、大菩薩ラインをひたすら上って柳沢峠を目指すと、途中車の進行方向後方が開けたところで雪をかぶった富士山が姿を現し、対向車が何台も路肩に駐車して撮影会を開いていた。外気温の表示を見ると7℃となっており峠はもっと冷えるのかと不安になった。
9:10頃柳沢峠駐車場に到着したが余裕で駐車する事が出来、準備をして9:18登山開始。登山口から30分程は上り斜面が続きうっすらと汗をかきウインドシェルを脱ぐ。この先は丸川峠迄多少のアップダウンはあってもほぼ平坦な道のりであるとのリーダーの教えを聞き、この分だと峠での宴会で多少酒量が過ぎても問題無いなと高を括る。ところがその後予定外の上り(リーダーの弁)や苔むした湿った岩場、揺れる木橋、足を踏み外しそうな斜面の道が現れ考えを改める。
11:30丸川峠到着。丸川荘の奥の展望スペースからは富士山が垣間見え、雪を被り雲海を従がえた結大な姿を写真に収める。峠までの途中の道では冷たく感じる北寄りの風が時折吹いていたが、丸川峠は日当たりも良く、風も止んでいてそれほどの寒さは感じず早速宴会の準備に取り掛かる。とはいっても、リーダーが食材と機材の準備を一手に負ってくれていて、鍋奉行宜しく手際良く海鮮鍋を作り始める。私とS氏はすることも無くじっとしていると少し冷えてくるため、仕方なく(?)各々持参した好みの焼酎をお湯割りにしてお腹の中から温まることとする。シングルバーナーの火力は音を立ててステンレスの鍋を加熱し、程なく良い香りが鼻を衝くようになり、大ぶりの海老にタラ・鮭の切り身、つみれや沢山の野菜等が入った暖かい鍋が完成する。改めて、お湯割派2名と夏ミカンソーダ派(?)1名で乾杯をし宴会へ突入する。例によって何を話したかはよく覚えておらず(酒飲みの習性)、あっという間に1時間30分が過ぎる。持参したおにぎりも持ち帰るわけにはいかず、水2Lも重量軽減のため全て3人のお腹に収め帰り支度をするが、帰る途中で冷静になって考えるとザックの中からお腹の中に移っただけで総重量は余り変わらないのではないかという結論となる。
上ってきた道を柳沢峠まで淡々と下っていくが後は下りだけとなっところでリーダーが急遽コース変更、今日の行程は山登りで無く山歩きだからとコース外の急斜面を登り始める。害獣除けの柵沿いに行けば道迷いせず元のコースへ戻れるからとのことで付いて行くが、もう楽勝と思っていた油断とアルコールが入った身体には今日一番の上りだった。
15:00柳沢峠到着し、中央道の渋滞を避け青梅街道を奥多摩方面へと帰途に就く。
柳沢峠から10分程下った「山の湯宿はまやらわ」に立寄り名物の名水わらび餅を家人へのお土産に購入し、更に道の駅たばやまに併設された「のめこい湯」で汗を流す。
17:00道の駅を出発し拝島駅を目指して青梅街道を走行する車中ラジオからは、中央道が小仏トンネルを先頭に27Km渋滞と終始伝えるが、こちらは殆んど渋滞する事無く予定通り18:30拝島駅南口に到着し解散となる。
終始運転をしていただいたTリーダー大変お疲れ様でした。
コメント
苔むした岩の写真にわぁ、素敵な所と宴会山歩きはさぞかし楽しかったことと思いました。が、アルコールが入ってからの急登歩きや、温泉はちょっと危険だったかも。
夏ミカンソーダの方にはわからないでしょうが・・・
無事で良かった💦