お正月のなまった身体のリハビリ山行。飯能市の里山、柏木山・龍崖山。

例会山行

1月8日祝日の例会山行は、飯能市の里山、柏木山(303m)・龍崖山(246m)の低山歩き&お汁粉で早めの鏡開き企画。

当日は快晴。拝島駅南口ロータリーに、計画通り8時に全員が集合する。

今回の山行には、会員4名の他、会員Aさんの旦那様もお試し山行で参加され、計5名で車に乗り込む。

予定より10分ほど早く、拝島駅出発。途中渋滞も無く、8時半には登山口、龍崖山公園駐車場に到着する。

8時42分に山歩き開始。

里山の難しいところは、登山口や一般道に出たあとに、再度山道に入る所が見つけにくく、地図にない分岐が沢山あり、そして道標が少なかったり、なかったりするところだ。地図読み山行だったら最高なのだが、あいにく今日は普通の山行だ。

案の定、いきなり当初の登山口を通りすぎる。まあ、里山なのですぐに別の入口があるのだが。

最初は工業団地の脇の整備された山道を通り、柏木山を目指す。しかし、登らない。いつまでたっても登って行かない。赤根ヶ峠に到着。ここまでほぼ登りが無く散歩感覚だった。赤根ヶ峠では道が4本に分岐。最初、柏木山と道標にある道を進んだが、計画ルートと違っており、引き返す。道迷いの時には、来た道を引き返すのは、山歩きの基本中の基本だが、こんなところで使いたくない。それからも、山道なのか林道なのか分からない道を歩き、最後にやっと登りが出たところで、柏木山山頂に到着。景色は200°くらい開けており、筑波山やスカイツリーなどがはっきり見え、最高なのだが、結局ここまで予定通りの山道を、ほとんど歩いていない気がした。山頂では、手作り感満載の木の人形や、竹筒の望遠鏡、おみくじなどが出迎えてくれ、さすが個人所有の山だと、変に感心してしまった。山頂で記念撮影のあと、次の山、龍崖山を目指す。ゴルフ場のフェンス脇を通り、車道に出たあと、今度は河原に降りて川沿いに歩く。ここは漫画・アニメのヤマノススメの聖地、吾妻峡だ。とは言っても少し秘境感のある河原と言うだけだが。再度車道に戻り、軍荼利神社か八耳堂で、新年のお参りの計画のはずが、知らない内に通り過ぎている。さすが里山の魔力だ。と自分では思ったが、本当は方向音痴の私のせいだと思う。計画で考えていた、新年のお参りが出来なかったのは、参加者は知らない事実だ。龍崖山登山口に到着。ここからは山頂までは20分程度。楽々と思えたが、意外にキツイ。長い階段と急坂が続く。里山の手作りの道標に励まされながら山頂に到着。山頂は多少木々に遮られているが、ほぼ360°の景色が眺められる。柏木山も含めて、途中の尾根上でも眺めの良い所が結構有り、山の良さは、標高だけではない、と感じることが出来る良い山だと思う。途中の風の無い所で、第二のメインイベント、お汁粉作り。これは山歩きとは関係ないので割愛させてもらうが、美味しかったし、楽しかった。途中の山道でT氏がツエルトの張り方講習をする。出来ればお世話になりたくない道具の一つだが、積極的に使う事も出来る道具なので、覚えていても損はないだろう。おそらくほとんどの山歩きの人が、知らない情報だろうから。講習の後、出発地の駐車場を目指して降るが、なんとこの降りが、一番山歩きをしている感がある場所であった。40分ほど登ったり降ったりして、龍崖山公園駐車場に到着。公園の子供たちの笑い声が、下界に戻った感じがする。まだ14時前、登山としてはぬるい山歩きだと思うが、今日はあくまで正月のなまった身体のリハビリ山行なので、これで良いのだ。                           記H

コメント