プチ観光付きの山梨県秀麗富嶽12景の高川山(975m)

例会山行

10月22日、日曜日のHCWildBerryの例会山行は、秀麗富嶽12景に選ばれ、富士山の景色が素晴らしい、高川山(975m)

当初、8名の参加者予定だったが、体調不良などの理由により2名が不参加。6名で、高川山に向かう。

7時39分発、普通小淵沢駅行きの電車に乗るため、7時半前に高尾駅に集合したが、晴天の日曜日とあってか、多くの人が高尾駅にいる。1時間弱電車に乗るため、座ろうと思い、早めに集合して良かった。と思ったが、小淵沢行きに乗る人は、思いのほか少なく、ほとんどの人が、高尾山口方面の京王線の乗り換えか、普通河口湖行きに、乗っていってしまった。

高川山最寄り駅の初狩駅8時30分着。この山の良いところは、登山ルートが、駅から登り、駅に降れる交通便利なところだ。

準備をし、8時42分に歩き始める。最初は街なかの歩きなので、間違えないように、ヤマップや山と高原地図などのアプリとにらめっこしながら、登山口に向かう。

林道を歩いていると、地元の人らしき男性が、ここは熊が出るよ。8月に見かけたばかりだ。とのお言葉。普段使わない熊鈴を、Sさんが取り出し、鳴らし始める。今年は熊の被害がニュースをにぎわしているから、用心のためだ。

9時10分の沢コースとの分岐、登山口に到着。ここからは本格的な山道だ。最初は急な登りだが、すぐに緩やかな登りに変わる。駅ちかの山だから、植林ばかりと思ったが、意外に雑木林が多く、これなら熊が出るのも納得だ。などと思ってしまった。

登りの斜度があまり変わらず、歩きやすい道が続く。ほとんどの登山道が、駅から2時間前後で行け、道も山頂の一部以外は危険なところもなく、初心者向きの良い山だと思った。

急な尾根道の男坂コースと、少し長めだが緩やかな女坂コース分岐では、女坂を選び、山腹を巻くように進んでゆく。

男坂コースと再び合流すると、ほどなく山頂に10時40分到着。以前より木々が成長し、若干景色が遮られるようになったが、相変わらず富士山方向の景色は良く、山頂は雲に遮られていたが、裾野は良く見え、さすがにこのあたりまで来ると、富士山も都会で見るよりもはるかに大きく見えるなと感じた。

普段ならここで早めの昼食休憩となるのだが、今回は1時間半程度で下山出来るコースなので、昼食は下山口近くにある、道の駅つる、の食堂で食べる計画になっている。

山頂で写真を撮ったり、富士山を眺めたりしていたが、15分ほどで山頂を出発。田野倉駅に向かう。

下山の登山道も、今回は新人のKさんが参加しているので、岩場の急坂のあるコースは敢えて選ばず、緩やかな道が続くコースを選んでいる。

登山道も、危険なところや大きな登り返しもなく、本当に歩きやすいが、大月方面に降る道と違い、変化がないのが若干残念だ。だからこそ初心者向きのコースなのだが。

12時5分下山口に到着。今回はここからすぐにある、リニア見学センターの観光に向かう。まあ結論から言うと、420円の料金を払って見学しなくても良いかな、と思った施設ではあったが。

見学センターを出た後、すぐ近くにある道の駅つる、で食事。Kさんが肉肉とさけんでいるが、日曜日ということで、非常に混んでいる。

なぜかほとんどのメンバーがポークソテーを頼んだ。観光地食堂なのでそれなりだろうと思っていたが、意外にも肉が柔らかく、脂身も甘くて非常に美味しい。見学センターよりも当たりだと思ってしまった。

本来なら、このあと田野倉駅まで歩く予定だったが、電車の本数が少ないのと、道の駅つる、から大月駅行きのバスが出ていたので、それに乗って大月駅にむかう。

大月駅では、中央特快東京行きの始発が、最も近い時間の発車の電車で、高尾駅で乗り換えせずに済んだ。

ここで事実上の解散。今回の山行は歩く時間も短かったが、天気・気温も山歩き向きで、食事もいつものおにぎりではなく、きちんと摂れたのでたまにはこう言う山行も有りだな。と思った1日だった。

                        記H

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