残雪とドロ、リーダーの不調で歩き通した8時間半

個人山行

個人山行、八ヶ岳の高峰10座・天狗岳。快晴の5月連休初め、会員4名、立川登山セミナー修了生1名で北八ヶ岳の天狗岳に挑戦。高尾駅7時出発。やや渋滞気味の中央道を諏訪に向かう。登山口の唐沢鉱泉9時40分。駐車場は車が溢れ、何とか隙間に入れられる。10時スタート。残雪の状態を心配したが、西尾根に取り付くまでは、ほとんどなく、第2展望台付近にはところどころ雪とドロンコが出てきた。私は何故か?朝から体調が今ひとつ。特に食欲がなく、西天狗岳2646m真下の岩場まで朝からパン1個しか食べてない。参加者は2人は私とふた周り、残りの2人はひと周り若い。何とか頑張って西天狗岳に13時50分に着く。参加者の多くが、初めてで大展望に感動している。私は多分、30回以上の登頂だろう。でも何回来ても登頂の感動はある。私の体調がいまひとつ、という事もあり山頂で20分ほど休み、東天狗岳2640mへ向かう。その登りで私の左足が吊り出し、たびたび休み、14時30分に何とか登頂。ここでも30分も休む。何とか回復し、中山峠への下降。途中、残雪が100m位に渡りあり、参加者は雪山経験が少ない事もあり苦労する。私がカカトから、横歩き等指導する。腐っても鯛とはこのことかな。黒百合ヒュッテ16時半。ここからの下りも残雪が凍結しており、アイゼンが良く効いてわりと歩きやすい。渋の湯温泉分岐からは少し雪が減り、30分くらいでアイゼン外す。18時30分唐沢鉱泉に着く。あと10分も遅かったら、ヘッドランプにお世話になるところだった。7時過ぎには原村の樅の湯、諏訪南インターチェンジ近くのラーメン屋で夕食し、やや渋滞の中央道で22時40分頃高尾駅に。(T記)

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