雁ヶ腹摺山、シオジの森

例会山行

7月24日(日)、八ヶ岳・西岳~編笠山山行予定はリーダーT会長の体調不良とコロナ感染者増加を考慮して、以前新人歓迎山行として計画された雁ヶ腹摺山へ変更となった。

一時間ほどで登頂できる、標高が高くて涼しい山とのことであったが参加者はなぜか少なく、会長Tさん、事務局長Iさん、そして新人のYの三人でした。

朝8時高尾駅南口マクドナルド前集合。20号をひたすら西進し大月ICを過ぎたあたりで右折、峠道を上り詰めて標高1500メートルの大峠に10時過ぎ到着。あいにくの曇り空で、景色はほとんど見えず。しかし歩いているうちに晴れてくるかもと期待を胸に10:14出発。かなり涼しいかと思いきや、歩いていると結構蒸し暑さも感じ体が重い。ところどころヤマオダマキやキツリフネソウ、ウスユキソウ(と思われる)に癒されながら歩いていく。途中の休憩でIさんよりみたらし団子を頂きエネルギーをチャージした。明るい自然林を気持ちよく歩き、途中少しの急登を越え、11:08雁が原摺山(標高1847メートル)登頂。やはり雲が多く、景色は全く見えず。旧500円札の富士山が撮影された場所とのことだったので残念。

山頂からは来たルートを戻ると30分で下山してしまうため、北方向の大樺の頭からシオジの森を回って大峠へ戻る周回ルートを行くことになった。今までとは雰囲気の違うやや暗い森を少しづつ下っていき11:47大樺の頭へ到着。ここでお昼休憩。雲の動きが早く、シラカバの間の青空を写真に取ろうとスマホを取り出すともう曇っているという具合だった。

その後はいいのかなと思うくらい下って行き、だんだんに明るい自然林となり、膝が痛いけど新しく用意した膝サポーターをつけようかどうしようかと思う頃に分岐点に到着。シオジの森という割にはどの木がシオジか全然わからず、札でもつけてくれればいいのにとみんなで言い合う。休憩では会長Tさんの若かりし頃の武勇伝を伺ったり(北岳日帰り!岩登り付き!)、Iさんの三頭山から高尾山まで30キロ歩いた話!など、すごすぎる話にただ驚くばかりであった。私なんぞがご一緒していていいのだろうかと少し心配になった。

分岐点からはまた南方面に、ほぼ等高線に沿っていくルートであった。斜面をトラバースしていくが道幅もありそれほど歩きづらくはなかった。沢をまたぐとまたトラバース道の繰り返しだが何か所か倒木を越えたり、沢周辺の活き活きした植物がかわいくてあまり飽きずに歩けた。途中ミツバツツジが沢山あり、一斉に咲いたらさぞ見事だろうと思った。西側には牛奥の雁ヶ腹摺山や黒岳などの山稜が見え、いつかあちらも歩いてみたいと思った。

14時半に大峠帰着。歩行時間3時間46分、距離8.1キロ。

汗だくになったTシャツをそれぞれ着替えてから帰途へ。T会長、お疲れだったら運転代わりますとか言いたかったのに、気づけば後部座席でグーグー寝ていて17時高尾駅到着。

楽しい山行ありがとうございました。(Y記)

コメント

  1. 俊ちゃん より:

    Yさん、素晴らしい投稿ありがとうございました!読んでいて山行がありありと思い出します👌地味な山なので、どうかなと心配しましたが楽しんでいただけたようで安心しました!